2016年10月23日

旅蝶

8O3A7325-1.JPG
朝な夕なヒヨドリバナに寄り添って
アサギマダラのひと夏が行く


8O3A7339 (2).JPG
夕影に蜩(ヒグラシ)の歌カナカナと
夏の終わりの惜別唄う


8O3A7309_1-1.JPG
一陣の涼風背にして旅に出る
遠い異国に夢を紡いで



【独り言】
アサギマダラは、集団で長旅をする蝶として
知られています。
真夏の蓼科御泉水自然園では旅立ちに備え
大好きなヒヨドリバナに寄り添って、羽根を
休めるアサギマダラの群れに出会うことが
できます。
アサギマダラの旅はまさに命がけです。
遠くは海を超え2,200kmも離れた台湾に渡り、
翌年に日2本に戻ってきた例が確認されています。
アサギマダラが命をかけてまで追い続けるもの
とは、一体何なのでしょう

ポチッとクリックお願い致します。


にほんブログ村

こちらもポチッとよろしくお願い致します。
posted by フォトセラピスト at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月29日

天狗シデ


8O3A0772.JPG

深山(ミヤマ)にて 奇樹のイヌシデ 見上げると
個性が一位と 諭される僕


8O3A0819.JPG

偏屈と言われてもいいじゃない
この世でたった一つの個性だから
頑固者でもよいのです
誰にも負けない個性だから
変わり者と呼ばれても気にしない
誰もたどり着けない個性だから

(参考情報)
2000年9月に国の天然記念物に指定された
「大朝の天狗シデ群落」を散策し写真撮影
してきました。
北広島町の熊城山の裾野(標高650m)に
約100本の天狗シデが群生しています。
幹も枝もねじれたり曲がったりしており、
とても不思議な木々です。
植物のシデは、神前に供する玉串・注連
(しめ)縄などに付けられる「しで(四手、
紙垂)」に由来するだけあって、天狗シデは、
神聖で畏怖の念を起させます。

天狗シデはイヌシデの一種で、突然変異で
できたものが遺伝的に固定したのだそうです。
くねくねと曲がった幹や枝に天狗が来てとまる
と伝承され、土地の人々は、「この木に登れば
天狗に投げ飛ばされる」、「木を傷つけると
天狗のたたりを受ける」と言い伝えて、この
珍しい木々を敬い、大切に保存してきました。

ポチッとクリックお願い致します。


にほんブログ村

こちらもポチッとよろしくお願い致します。
posted by フォトセラピスト at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月27日

春の兆し

春立ちて 河津桜は 匂い立ち
メジロ枝々 蜜から蜜へ

IMG_1344 (2).JPG

IMG_1178 (3).jpg

朔風(サクフウ)に春を感じることがある
ほのかな香りを漂わせ
花吹雪を身にまとい
今年もまた
春の兆しがやってきた

【豆知識】
万葉集や古今和歌集に、立春の頃の花(梅)と
ウグイスの短歌がありますが、実は、このウグ
イスはメジロのことであるとう説があります。
この説には次の2つの根拠があるそうです。
@梅の開花は1月下旬〜2月中旬で、立春は
2月4日。ウグイスが鳴き始めるのは3月に
入ってからであり時期がずれている。
Aメジロは花の蜜を吸うので、梅に寄って
くるが、虫を食べるウグイスは梅の木に寄って
くる必要がない

ちなみに、この説に立てば、花札の梅と一緒に
描かれているのもウグイスではなくメジロと
いうことになります。

「春の野に鳴くや鶯なつけむと我が家の園に
梅が花咲く」(万葉集)
「春立てば花とや見らむ白雪の掛かれる枝に
鶯の鳴く」(古今和歌集)


にほんブログ村

こちらもポチッとよろしくお願い致します。

posted by フォトセラピスト at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月27日

水仙の歌

霜風も 颪(おろし)も耐えた 雪中花

科戸(しなと)の風に 東風を待つ
 

8O3A9319 (3).JPG

(独り言)
淡路島の灘黒岩水仙郷は、水仙の日本三大
群生地の一つです。
標高608メートルの諭鶴羽山(ユズルハサン)から
海に続く急斜面の一帯に、約7ヘクタールに
わたって約500万本もの野生の日本水仙が
群生しており、盛期には白い絨毯が敷かれた
ようになるそうです。
日当たりのよい斜面には、沖合を見つめ
競うように咲き始めた日本水仙の姿が
ありました。
身が引き締まるような風に揺れる可憐で
けなげな姿が、春を待ちわびているように
見えました。

(参考)
霜風とは、霜の上を渡ってくる風
颪(おろし)とは、山を越えて吹き降りて
くる風
科戸(しなと)の風とは級長戸辺神
(しなとべのかみ)の名に基づく風の
美称で、穢れを吹き払う風。
          


にほんブログ村

こちらもポチッとよろしくお願い致します。

posted by フォトセラピスト at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月21日

理想郷

君と来て 栗林(リツリン)の池 水鏡
棹さし船で ゆるゆると行く


8O3A9670.JPG
  
この水面のように 穏やかに 
棹さし船のように ゆるゆると
春陽のように 麗らかに
松林のように 凛として
君とともに 歩いていこう
何時までも 何処までも

   
(独り言)
冬の栗林公園は、人が少なく静寂に包まれ、
その風情を心置きなく味わうことができます。
この日は、春のような穏やかな日で風もなく、
南湖も北湖もまるで鏡のようでした。
その昔行基がこの地を訪れて名付けたと伝え
られる「紫雲山」と栗林の木々たちが湖面に
見事に映し出されていました。
船頭さんは、波紋が立たないように注意深く、
ゆっくりと水棹(ミサオ)船を進めてくれました。
穏やかで時の流れが緩やかに感じられる一方、
松の木々が凛とした風景にしばし時を忘れて
見入ってしまいました。
この風景のような人生が理想かもしれません。


にほんブログ村

こちらもポチッとよろしくお願い致します。

posted by フォトセラピスト at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする